8/08/2015

北カリフォルニア旅行 8日目 Sacrament ・ Napa

8日目

今日の朝ごはんは、りんごとオートミール。

ホステルを出て、Farmer's marketへ。
橋の下で行われていて、直射日光も当たらないし、雨が降っても大丈夫だし、素晴らしい。

店員さんはアジア系・メキシコ系の人、ついで白人系の人が多い印象。
もも、さくらんぼを購入!どこかで食べるのが楽しみ。
味見OKなどと書いていなくても、売り物のさくらんぼをパクパクと味見しているお客さんもいた。




そのあと、オールドタウンへ。まさにオールドアメリカンな感じ。
バックトゥーザフューチャー3に出てくる町並みのようだった。




お昼、船の近くのお洒落なレストランで食べる。



 お土産屋さんのおばちゃんによると、Sacramentには3世、4世の日本人が多いのだそう。でも、もう日本語は話せないらしい。

いくつかキャンディーショップがあった。馬車もちらほら。
そして、あらゆるところにスロープがあって、バリアフリーが進んでいるな~と思った。



子供たちが喜ぶようにと、暑い中パフォーマーさんも頑張っていた。


 鉄道博物館の入口をチラ見。お土産ショップには、トーマスグッツがたくさん。


The California Museumに行ってみるも、日曜日閉館ということで、閉まっていた。代わりに、「Sutter's fort」へ行ってみた。




Sutterはスイス人。借金から逃れるために、家族を置いてUSに来た。Sutterはもともとトレーダーで、色々なものを持っていた。それを先住民に与える代わりに働かせて、砦を作ったのだそう。
従わない先住民たちを、手下の先住民により無理やり働かせた。Sutterは英雄扱いされるが、インディアンたちはあまりよく思っていなかったらしい。


メキシコ政府は、Sutterが砦をたててこの土地を収めさせることで、メキシコへ侵略をしようとする国々(イギリス・ロシア)からメキシコを守ってくれるのではないかと考えた。そして、Sutterに土地をあげた。実際、Suttreはネイティブを使って、敵を攻撃した。Sutterは1840年には、メキシコ人になった。


金を見つけ出したのはSutterではなく、小屋を作っていた大工さん。水車の具合が悪く、より深くするために土を掘ったら、金が出てきたのだそう。その大工さんはそれをSutterにあげ、百科辞典で見たことがあったから、金かどうか確かめるたもの実験をしたら、金だということがわかったのだそう。秘密にしたかったが、言葉は漏れ出てしまったようで、そこから地球規模のカリフォルニアラッシュが起こったのだそう。


この砦は、金を手にしたSutterが守るために作ったものかと勝手に思っていたが、そうじゃなかった。
カリフォルニアの歴史は面白い。何も知らなかったときは知りたいと思わなかったのに、少しかじったらもっともっと知りたくなった。

ここは5時で終了。次の目的地、Napaへ向かう。

途中、山火事を見た。割と道路の近くで燃えていたが、そこまで火が大きくなかったからか、閉鎖などされておらず、気づいたときには普通に道路を走らなくてはならなかった。少し怖かったが、無事通り過ぎた。



この旅の中で一番高級なホテルに到着。
とても綺麗で、モダンな雰囲気。オシャレで、まるでモダンな美術館にいるようだ。

街の雰囲気もほかと違い、とにかく平和な感じ。

日本と似ていて、緑が多い。そしてただただ、ワイナリーが多い。
ホームレスも全く見かけない。すごく安心する町だ。
日が沈む前に、丘の上の方まで少しドライブしてみた。


ごはんを炊き、タイグリーンカレーの缶詰と、さくらんぼをいただく。

幸せな夜だった。