ホテルのオーナーさんがとてもフレンドリーで、話しかけてきてくれた。
日本人のお客さんはほとんどいないらしい。
「息子も私も空手をやっているんだ」と生き生きとした表情で話してくれて、嬉しかった。
ホテルの近くにある、ゴールドラッシュ博物館へ。
しかし、現在移転中?か何かで、やっていないそうだった。残念。
Auburnの街をお散歩することにした。
可愛らしいお店が並ぶ商店街。
お土産屋さんがあったので入ってみると、あまり目にしない素敵な雑貨や食器がたくさん並んでいた。サンフランシスコのお財布と、畑の風景が描かれたお皿、お友達の子供のお誕生日プレゼントを衝動買いした。
日本人は珍しいようで、お店のスタッフさんも色々とお話してくれた。
「次は何処へ行くの?」とスタッフさん。
「ナパ、サンフランシスコ、その他海岸沿い」と答えると、
「サンフランシスコは坂が多いから運転が大変、急かされてもマイペースで頑張って」
というようなアドバイスを頂いた。
街を歩いていると、とにかく暑い。山の涼しさも、海の涼しさもない内陸のあたりは、こんなに暑いのか。サンディエゴよりも北なのに。
オールドタウンのあたりへ行ってみると、突然どこかから、「Are you Japanese?」と聞かれた。
とりあえず「Yes」というと、なぜか握手。この街に詳しくて、「あそこに面白いものがあるから行こう」と言って街を案内してくれた。
明らかにいい人そうだったので、ついていった。この人は、マイケルさんというらしい。
ゴールドラッシュについて、ガイドさん並のレクチャーをしてくれた。
Sacramentoに住んでいて、今はマイクロソフトで働いているらしい。アンドロイド携帯を見せてくれた。
彼のお兄さんは日本でTEDを立ち上げて、日本に住んでいるらしい。
旅の途中で知らない人と話をするのは、新鮮で刺激的で、とても楽しい。
1時間ぐらいした後、マイケルさんと別れを告げ、ミュージアムへ。
カリフォルニアの道路の歴史、ゴールドラッシュに使った伝達機器のことなどを学んだ。
当時のアメリカにとって大地を電車でつなぐことは夢の一大プロジェクトだった。
それを実現に導いたbig4という人の一人が、スタンフォード大学のスタンフォードさんだったそう。
Auburnは親切な人が多い街、という印象だった。
そんなAuburnに別れを告げ、今度はSacramentoへ。
カリフォルニアといえばLA、SFなどが有名だが、実は州都はSacramento。
Sacrramentoに着くと、大都市なだけに、色々な人がいる。
Auburnより、ホームレスも増えた。
公園では、「Black soul festival」が開催されていて、パワフルな歌声が聞こえてきた。
今回は初めてホステルに泊まる。キッチンが共用になっていて、そこに宿に泊まる人たちが集まる。炊飯器を使ってごはんをたいていると、話しかけられた。
UC Irvineには、アジア系の人が多いらしい。
Napaは綺麗よ。
など、色々な雑談をしながら過ごす時間は、楽しかった。
ここで、洗濯機があったので、溜まった洗濯物を一気にお洗濯!助かった。
共用のシャワールームはトイレと同じ空間にある。トイレの個室のうちいくつかがシャワールームになっている、という感じ。ちょっと不思議だったけれど、悪くなかった。
地下には、棒を使った懐かしのサッカーゲームがあった。
ホステル生活を、満喫できた。