8/06/2015

北カリフォルニア旅行 4日目 Yosemite national park

4日目

昨日炊いたご飯のあまりで、わかめご飯おにぎりを作る。

今日は楽しもう!と心に決める。

朝から気分がいいので、橋まで行く、moderateのハイキングコースにチャレンジすることにした。


easyではないがhardでもない。「flat but long」というようなことが書いてあったので、すぐには辿りつかないが、きつくはない、そんなレベルなのだろうと勝手に想像していた。
が、歩き始めてみると初めから坂道が多く、驚いた。全然Flatじゃないじゃないか。久しぶりの山歩きだったので、すぐに疲れてしまった。途中休み休み歩き続けると、案外すぐに橋まではたどり着くことができた。この橋の先の滝を見に行くコースは、moderateよりも少し大変な道のりである。
「途中まで行ってみようよ」と主人が言う。歩けないほど疲れているわけではない。少しならいいかな?と思い、少し先まで行ってみることにした。


坂道がさっきよりも急だが、いけないこともない。


少しだけ、もう少し、と進んでいくと、滝が綺麗に見えるスポットまでたどり着くことができた。


しぶきを上げる大きな滝。大量の水が、大自然の中を重力に従って勢いよく落ちていき、地に落ちた水は川の水となり、また流れに従って勢いよく石の上を滑り落ちていく。同じ液体、同じ水、なのに、まるでひとつのストーリーのようで、うっとりしてしまった。本当はこの滝が雪だった頃、その雪が水蒸気だった頃、それは本当はどこにあって、どこから来たんだろう?もしかして川の水?なんて考えるとキリがない。
とにかく、ここでは近過ぎも遠過ぎもなく美しい滝を見ることができて気持ちが良かった。こうやって頑張って登った先にご褒美の景色があると、「ここまできてよかったー!」と思う。

よく言われるが、やはりそれは人生にも似ている。私も頑張ったらご褒美が欲しい人だ。

そういえば、道の途中にもいくつかの小さなご褒美があった。「リスちゃん」だ。所々でワクワクを与えてくれた、リスに感謝。こういう楽しみを見つけながら歩きていくことが、 道を乗り越えていくためのひとつの大切なことなのかもしれない。