最終日。
まずはホテルを出て、Old Mission Santa Barbaraへ見学に行った。
1786年に設立された歴史ある教会。
残念ながら、外観は工事中。
しかし教会の中は広く美しい空間が広がっていった。
たくさんの絵が飾られており、神秘的で、癒される空気が流れていた。
そのあとは、海の近くをお散歩。天気がよく、青くて綺麗な海だ。
最後に、Fisherman's Wharfへ。
ここのFisherman's Wharfは賑わっている。
ここで最後か・・・と思うと、なんだかとても寂しい気分になる。
出発する前は、こんなに長旅できるかなぁ、ちょっと長すぎるんじゃないかな、疲れちゃわないかな・・・
くらいに思っていたが、いざ旅に出て、帰る頃になると、寂しくなるものだ。
きっとアメリカから日本に帰るときもこんな気持ちになるのだろう。
これから長距離のドライブをしてSan Diegoまで帰らないといけないから、
レストランでテイクアウトして車の中で食べることにした。
この旅行を締めくくる、最後の美味しいSeafood。一口一口がとっても貴重で、美味しく味わって食べられた。
帰りの車の中で、San Diegoに帰ったら、プールに入って、もう一度泳ぐ練習をしたい、と思った。
小さい頃からプールを禁止されて泳ぐことができなくなってしまったことにより、
「プールは好きじゃない」「私は泳げないから溺れる」という思い込みが強くなっていったうえ、
災害などのイメージで、「水は怖いもの」という思いが私の頭の中にこびりついていた。
しかし、この旅の中でいくつもの綺麗な海を見て、
幼かった頃に感じていた、水に対する素直な気持ち
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「海が好きだ」
「泳ぎたい」
「水の中ではしゃぎたい」
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という純粋な気持ちを思い出すことができた。
すぐにはそういう気持ちにはならなかったし、
いくつもの景色を見て行く度に、すこしずつ少しずつ、
心のサビが洗い流されていったような感覚。
それが、今回のこの旅で一番嬉しかったことかもしれない。