8/11/2015

北カリフォルニア旅行 12日目 San Francisco

12日目

朝、主人が歯磨きをしている時に何やら興奮している。
何かと思ったら、窓から見える海の景色の中に、「クジラ」がみえたらしい。

よく見たら、なにかがしぶきをあげてうごめいていた。


今日は朝から美術館へ。涼しかったので、昨日Pier39で買った長袖のパーカーを着る。
Legion of Honorという名前のここの美術館は、外観がとても美しい。



敷地内に入るとまず目に付くのが、あの有名な、ロダンの「考える人」。


館内は年代ごとに分けられて絵画が展示されており、見やすかった。


100年ごとに絵の雰囲気が異なっていて、常にその時代のトレンドがあることや、画材が変化していることがわかった。基本的に、時間が経つにつれてより柔らかく、写実的に、具体的に表現されている絵が多いように感じられた。

また、French, English, British, Dutch, German, Russian, Scottishなどの画家の絵が主に展示されていたが、それぞれの国ごとに画風が少しずつ異なっているように感じた。French画家の昔の絵は宗教色が濃いように感じたが、Dutch画家の絵は風景が多い、など、展示されている絵の数は限られているから何とも言えないが、ここの美術館をみる限りそんな印象を受けた。

天使の絵、裸体の絵がやたらと多い時代、戦争の様子を表している絵が多い時代、風景画が多い時代、それぞれの時代に生きた人はどんな気持ちでこの絵を描いていたのだろう。
私は絵を描くことが好きだったし、美術史もある程度勉強したつもりだったけれど、実際に絵を目の前にすると「?」だらけで、知りたいことがたくさんだった。
同じ秒数見つめた時のインパクトは文字より絵の方が圧倒的に強いはず。白黒で書かれた何枚もの歴史の文章よりも、色を使って描かれた一枚の絵画の方が、温かくて、かわいそうで、時に気持ち悪い。そんな力が絵画にはあり、私たちは惹かれるのだろう。


続いては、ディズニーミュージアムへ。


ディズニーの生い立ち、ディズニー作品の歴史などについて詳しく知ることができた。

ディズニーは兄と一緒に会社を立ち上げたが、裏切られた経験もあり、ミッキーが成功する前はうまくいかなかったのだそう。
その後順調にヒットアニメーションを作り出していったが、「DUMBO」が大成功し「TIME」の表紙になった後、真珠湾攻撃で始まった戦争中は、陸軍訓練用の映画を製作したり、バッチのデザインづくりなどをしていたらしい。

ディズニーはストーリーを作る時にストーリーボードというものを作成して、全体が見えるようにストーリづくりを行っていたということや、バンビを製作する際には森に撮影隊を送ったということも興味深かった。

アニメーション映画で大成功をおさめたディズニーは、映画以外でも人々を楽しませるものを作りたいと考えていた。そして、「自分の遊園地が欲しい」という気持ちから、遊園地計画を立て、1959年にオープンしたのが今のカリフォルニアにあるディズニーランドなのだそう。

ファンタジーアニメーション界のパイオニアとして、たくさん失敗も成功もしたディズニー。なくなった後も、たくさんの人に夢や希望を与え続ける作品を残し、またそのシステムを温存していて、世界中から尊敬されている。人々を楽しませるという夢をかなえ続けている生みの親に貢献しているミッキーマウスも、きっと楽しんで仕事をしているに違いない。


最後にまたFisherman's Wharf へ行き、今度は「ロブスタービスク」を頼む。
これこそあの「赤いスープ」だった。そして、これは本当に美味しい!このスープを食べに、絶対にまたここへ来たいと思った。



最後だから…と、思い切り贅沢。デングネスクラブとロブスターのサンド、
海老のサンド。個人的には、海老<デングネスクラブ<ロブスター。

サンフランシスコに別れを告げ、次の目的地まで1号線で海を眺めながらドライブ…
と思ったら、今日は霧だらけだった。


まるで、雲の上のドライブ。これはこれで、おもしろかった。